金融チェックポイント①米雇用統計

為替に大きな影響を与える注目指標などをチェック!

まずは【雇用統計】からです。


■ 米雇用統計について

米雇用統計は毎月第一金曜、現地時間午前8時30分に発表されます。

為替市場にとってこの発表は毎月1度のビッグイベントです。

雇用統計は全部で十数項目ありますが、特に重視される部分が

① 非農業部門雇用者増減数

② 失業率

以上の2点です。


■ 雇用統計の指標が注目されるワケ

どうして雇用統計と為替が関係あるのでしょうか?

もともとはそこまで注目されていなかった指標ですが、経済が活性化しているかどうかが雇用に直接影響される・・・ということで一躍注目を浴びました。

アメリカは企業の業績が悪化すると、強制的に休暇をとらせます。

これを「レイオフ」というのですが、失業率とともに注目される指標です。

つまり日本とは違い、経済の悪化がダイレクトに雇用に影響するのです。


■ 発表時にはサーバーダウンも

雇用統計の発表の日には、たくさんのFX投資家が注目するので、FX業者のサーバーがダウンしてしまうこともしばしば。

それほど注目を浴びている指標になります。

また米国の労働省ホームページでも雇用統計の発表をみることができますが、表記は全て英語になります。

英語に堪能な人でないと、見ることは難しいでしょう。


■ 雇用統計の見方

雇用統計は失業率が下がり、雇用者数が増加すると、それは経済の活性化を意味します。

・ 雇用者数増加

  ↓

・ 労働需要が高い

  ↓

・ インフレの懸念

  ↓

・ 利上げが行われる?

  ↓

・ ドル買いが行われる

このような予想になります。

え、ドル買いになったらどうなるの?と思いますよね。

さて、円高円安どちらに進むのでしょうか?

答えは【円安】ですね。

この場合オークションで考えるとわかりやすいです。

ある商品【ドル】を買いたい!という人がたくさん集まるとどうなるでしょうか?

値段はどんどん上がっていきますね。

つまり【ドル高】の状態になります。

ドル高と円安はセットなので、つまり日本では【円安】の方向に為替が動くのです。