金融チェックポイント②政策金利
スワップ取引の際に少し紹介しましたが、【政策金利】の発表も為替市場に大きな影響を与えます。
政策金利について詳しくみていきましょう。
■ 政策金利についておさらい
各国に経済の状態を安定させるための機関として【中央銀行】が設けられています。
中央銀行は経済市場がインフレ・デフレに傾いたときに、資金を投入したり金利を上げたりして調節を測っています。
つまり政策金利の上がった、下がったで「国の経済予想」がわかるわけですね。
また政策金利は私たちの生活にも影響を及ぼしているのです。
私たちは常に大金を持ち歩くことは危ないし、不便ですよね。
そのため銀行に預金をしている人がほとんどであると思われます。
その銀行は「銀行の銀行」である【中央銀行】から借入を行っています。
そのため銀行は政策金利改定が行われると、銀行で貸し出す金利や預金に付く金利を変更します。
つまり私たちは投資を行っていなくても、銀行に預金しているだけで【政策金利】の影響を受けているのです。
■ 政策金利の基本的な見方
政策金利は日本では毎月発表があります。
他の国も毎月もしくは隔月で発表があるので、注目が必要です。
基本的には
・ 政策金利を上げる → インフレを抑えようとする
・ 政策金利を下げる → デフレを抑えようとする
といった動きになります。
新興国などでは政策金利が日本と比べると非常に高い国があります。
こういった国の通貨は実際どうなの?ということですが、実は【良い金利上昇】と【悪い金利上昇】があるのです。
■ 金利上昇の良し悪し
金利上昇には【良い金利上昇】と【悪い金利上昇】が挙げられます。
例えばアイスランドの通貨「クローナ」は南アフリカ共和国よりも高い12%です。
昔は「世界一豊かな国」とも称され、たくさんの投資家が集まりました。
しかしアイスランドも大打撃を受けたのが、【サブプライムローン】です。
世界中からお金を集めていたアイスランドは、その影響をもろに受けてしまいました。
現在では少し経済も落ち着いてきたようですが、まだまだリスクの高い通貨になっています。